大分・宇佐

モクズガニが激減 郷土料理に影響も

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
駅館川で激減しているモクズガニ=大漉実知朗撮影
駅館川で激減しているモクズガニ=大漉実知朗撮影

 大分県宇佐市にある駅館(やっかん)川でモクズガニ(ズガニ)の漁獲量が例年に比べ激減している。モクズガニは郷土料理などにも使われており、市内のモクズガニ仲卸業者や料理店が入手に苦労するなど影響が出ている。しかし、その一方で豊後大野市などを流れる大野川では、モクズガニは豊漁。駅館川の異変に漁協関係者も困惑を隠せず、対策がとれていないのが現状だ。【大漉実知朗】

 モクズガニは県内全域で塩ゆでにしたり、砕いてこして作るしょうゆ味の「がん汁」にしたりする。がん汁は宇佐市の郷土料理だ。駅館川中流域では、ざるかごを仕掛けて漁をするのが一般的。市などの調査によると、漁期には1日50キロはとれていた駅館川のモクズガニは、最近は2キロ前後しかとれず、不漁が続いている。

この記事は有料記事です。

残り497文字(全文825文字)

あわせて読みたい

注目の特集