日産
渋るルノー出身2人を説得 会長解任の取締役会
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

日産自動車が22日、カルロス・ゴーン容疑者(64)の会長解任を決めた臨時取締役会の詳細が明らかになった。約4時間という異例の長時間にわたった取締役会では、西川(さいかわ)広人社長らがゴーン前会長らの不正に関する内部調査の結果を詳細に説明。当初は懐疑的だったルノー出身の取締役も、最後は同意したという。
「これはひどい」。横浜市の日産グローバル本社で午後4時半から始まった取締役会。西川社長らが、ゴーン前会長らによる有価証券報告書への報酬の過少記載や、子会社を通じたゴーン前会長の海外の自宅購入などについて説明すると、出席者から驚きの声が上がった。詳細な内部調査結果や証拠も示され、出席者の一人は「少人数の人間でこんなことをしていたのか」と絶句したという。
この記事は有料記事です。
残り375文字(全文703文字)