メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • 政治プレミア
  • 経済プレミア
  • 医療プレミア
  • トクトクプレミア
今週の本棚

松原隆一郎・評 『神戸 闇市からの復興 占領下にせめぎあう都市空間』=村上しほり著

 (慶應義塾大学出版会・4536円)

精密かつ大量の調査から描く

 「闇市」といえば、スクラップ・アンド・ビルドで再開発されたビル群の隙間(すきま)を縫うようにして点在する路地を思い起こす。東京では藤木TDCの『東京戦後地図 ヤミ市跡を歩く』(実業之日本社)が活写したような、たとえば新宿駅沿いの「思い出横丁」(俗称・ションベン横丁)や吉祥寺駅北口前の「ハモニカ横丁」である。それらはいまなお店舗が営業中で、外国人観光客をも集めて活況を呈しているが、一方で渋谷の宇田川町のように名残りすら残さないものもある。

 対照的なのが神戸である。本書が注目する「闇市」は、そのものはたった一年間で失われた。それでいて、お…

この記事は有料記事です。

残り1191文字(全文1493文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. やじ相手に3歳長男を投げつけ容疑 阪神ファン書類送検

  2. 韓国の見切りに日本「まさか」「困るのは…」 GSOMIA破棄

  3. 「反日は一部」「少し感情的」日韓市民、一層の関係悪化を懸念 GSOMIA破棄に

  4. 米政府、異例の「失望」声明 韓国GSOMIA破棄に改善促す

  5. 責任能力ない男性の突き飛ばし事件 両親の監督義務なし 遺族の賠償請求棄却 大分地裁判決

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです