台湾

統一地方選大敗 蔡総統、次期総統選出馬は不透明に

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蔡英文総統=2018年4月、福岡静哉撮影
蔡英文総統=2018年4月、福岡静哉撮影

 【台北・福岡静哉】台湾で次期総統選(2020年)の行方を占う統一地方選が24日、投開票された。台湾メディアによると、与党・民進党は焦点の22県市長選で、強固な地盤だった南部・高雄市長選で敗れるなど首長ポストを現有13県市から6県市に半減させ、大敗した。蔡英文総統(62)は同日夜、「結果の責任を取り、民進党主席を辞任する」と述べた。蔡氏は総統職にはとどまるが、再選を目指してきた次期総統選への出馬は不透明になった。一方、最大野党・国民党は現有6県市から15県市に大幅に増やして、躍進。次期総統選での4年ぶりの政権奪還に向けて弾みをつけた。

 民進党は、20年にわたり守ってきた高雄市長のポストを人気の高い国民党新人に奪われ、大きな打撃となった。民進党は合計で台湾人口の約7割を占める直轄6市で、現有4市のうち桃園、台南の2市を死守したが、高雄に加え台中も落とした。蔡政権の支持率低迷が選挙結果に影響したとみられる。民進党は次期総統選に向け、候補者も含めて戦略の練り直しを迫られそうだ。

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