台湾

民進党“聖地”で敗北 蔡氏「支持者を失望させた」

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 【台北・福岡静哉】台湾で24日に投開票された統一地方選で、与党・民進党は20年にわたり守ってきた南部・高雄市長のポストを最大野党・国民党に明け渡し、全域で首長ポスト数を大幅に減らして惨敗した。蔡英文総統にとって就任以来初の大型選挙は、有権者の不満が一挙に噴き出す結果となった。蔡氏の民進党主席辞任で、次期総統選の行方は混沌(こんとん)としてきた。一方、国民党は大勝によって、政権奪還に向け勢いを増しそうだ。

 蔡氏は24日の記者会見で「努力が足りず、ともに戦ってきた支持者を失望させてしまった」と厳しい表情で述べ、謝罪した。民進党は28日に党会合を開き、代理主席を決める。新主席の選定時期なども議論する。民進党は2014年統一地方選で6県市から13県市に躍進したが、今回の惨敗で6県市へと逆戻りした。

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