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新20世紀遺跡

/62 東京都港区 ゾルゲ宅跡

ゾルゲの日本での住居=1949年2月撮影

愛し抜かれたスパイ

 今から74年前の11月7日、リヒャルト・ゾルゲが処刑された。国際スパイ団を組織し、1933(昭和8)年から41年にかけて日本で重要情報を探ったソ連のスパイは、東京、現在の港区東麻布に住んでいた。

 2階建てのゾルゲ宅は東京市麻布区永坂町30番地(当時)、鳥居坂警察署(同)の向かいだった。今昔の地図を照合すると、同所の跡地にある鳥居坂住宅と、高速都心環状線を挟んで向かいだったらしい。ただ、詳細な場所は分からなかった。

 現地を訪ねた。地下鉄麻布十番駅6番出口から高速沿いに緩やかな坂を上ると「洋食屋 大越」がある。63年創業。店主の大谷信夫さん(69)は51年、2歳の時ここに引っ越してきた。「子どものころは、誰もゾルゲのことを話しませんでした」。それでも、書籍などでゾルゲのことを調べた。「自宅跡はあの辺りでは」と、高速の高架下を指さしてくれた。

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