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演劇

セールスマンの死 風間が新たなウィリー像=評・濱田元子

左から、風間杜夫、菅原永二、山内圭哉=カメラマン、細野晋司撮影

 社会と人間を高い問題意識で見つめてきた作家の古びることのないドラマに、あらためて打たれる思いがする。演出の長塚圭史がアーサー・ミラーの言葉を丁寧に掘り下げ、閉塞(へいそく)感に包まれた現代人の腑(ふ)に落ちる舞台を作り上げている。徐賀世子訳。

 時代に取り残された落ち目のセールスマンのウィリー(風間杜夫)とやりくりに頭を痛める妻リンダ(片平なぎさ)、30代になっても自立できない2人の息子、ビフ(山内圭哉)とハッピー(菅原永二)という、崩れかけた家族を軸にした2日間が描かれる。

 1949年にピュリツァー賞などを受賞したミラーの代表作だ。日本でも滝沢修はじめ久米明、仲代達矢らがウィリーを演じてきた。

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