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盤上の風景

/25 将棋 藤原直哉七段 巻き返し期す個性派 /兵庫

妻のアドバイスで梅干しを用意して対局に臨む藤原直哉七段=大阪市福島区の関西将棋会館で、新土居仁昌撮影

藤原直哉七段(53)=神戸市出身

 名前は父親が好きだった作家、志賀直哉から取ったものだ。だからなのか、将棋雑誌への寄稿など文章が洒脱(しゃだつ)。だが「小説家を目指したことはないです。『城の崎にて』は読みましたけどね、よくわからなかった」と笑う。昭和のにおいをプンプンさせる個性派棋士の一人だ。

 一人っ子で、両親が将棋を指しているのを横で見て覚えた。といっても父親は2、3級、母親は駒の動かし方を知っている程度だったという。指す相手がいなくなり、小学3年で後に師匠となる若松政和七段の教室に通い始めた。同門の井上慶太九段は2学年上だが、奨励会入会は同期。家も近所で、「百番勝負をしよう」と実戦練習に励んだ。

 6級で入会して1年で2級まで昇級。「この調子なら20歳にはプロになれるかな」と思っていたのが、それから1級へ上がるのに1年ちょっとかかった。おまけに三段昇段後の1987年に現行の三段リーグが創設。それまで規定の成績を挙げればプロ(四段)になれたのが、東西の三段が半年間のリーグ戦を戦い、上位2人しかプロになれなくなった。「東京の人が強かったですね。先崎さん(学九段)と中川さん(大輔八段)が第1回リ…

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