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奈良県の挑戦/12 広陵町のKEEP 介護予防、リーダーは住民 /奈良

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介護予防リーダーが中心になって活動している「KEEPはつらつ教室」=奈良県広陵町笠のふるさと会館グリーンパレスで、高村洋一撮影
介護予防リーダーが中心になって活動している「KEEPはつらつ教室」=奈良県広陵町笠のふるさと会館グリーンパレスで、高村洋一撮影

 広陵町で活動する介護予防リーダー、「KEEP」が地域住民の健康維持に重要な役割を果たしている。健康寿命を延ばすためには介護予防の活動が欠かせない。「KEEP」の皆さんによる教室の様子を見せてもらった。【高村洋一】

 「KEEP」は「Koryo Elderly Encouragement Project(広陵高齢者元気プロジェクト)」の頭文字を取って名付けた。地元の畿央大学が町と連携して2015年1~3月に実施した介護予防リーダー養成講座から生まれた。講座は翌年から香芝市とも協力して毎年実施しており、修了したのは広陵町では計84人。現在リーダーとして活動するのも50人を超えるという。

 今月20日、広陵町笠の「ふるさと会館グリーンパレス」で一般住民向けの介護予防教室(KEEPはつらつ教室)があった。年間34回開かれ、65歳以上の人なら誰でも参加できる。この日の参加者は24人。リーダーの三住敏子さん(69)▽菅野順子さん(75)▽西野佐紀子さん(65)がやり方を説明しながら奈良県で生まれた「誤嚥(ごえん)にナラん!体操」をはじめ、ストレッチ、筋力トレーニング、脳トレなどレクリエー…

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