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教育の窓

子どもの気持ち 手話で学ぶ「明晴学園」/3 記念行事、狂言に挑戦

練習の休憩時間に手話狂言のセリフをまねて遊ぶ子どもたち

 <kyoiku no mado>

 「こんにちはー」。字で表すと、こんな感じだろうか。1週間の秋休み後、久しぶりに明晴学園(東京都品川区)を訪れた私(記者)に、小学5年の安田拓海さん(11)が、手話であいさつしてくれた。まぶしい笑顔にうれしくなったが、その様子を見た担任の小野広祐教諭(39)が「なれなれしく話さないで。敬語を勉強したでしょ」と叱っている。安田さんはばつが悪そうに肩をすぼめて「こんにちは」とやり直した。手話では肩をすぼめると敬語の表現になる。日本手話で授業する明晴学園では、手話科の授業があり、文法や敬語、状況に応じた話し方を学んでいる。人前ではハキハキと話すように、手話で発表する時はおしゃべりの時とは速度も大きさも異なる。声色や語調のように、手話にも色やリズムがあるのだ。

 10月中旬、小学5、6年の教室に「本番まで26日」と書かれた大きなカレンダーが掲げられた。開校10周年記念行事で劇などを披露する「千神祭(せんかみさい)」に向けた練習が本格化し、5、6年は、伝統芸能「狂言」のセリフを手話で演じる「手話狂言」に取り組んでいた。

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