大相撲九州場所

貴景勝、騒動乗り越えV 22歳、元親方に恩返し 「勝っておごらず、負けて腐らず」

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【大相撲九州場所千秋楽】初優勝し、パレードでファンに手を振る貴景勝関。左は隆の勝関=福岡市博多区で2018年11月25日、徳野仁子撮影
【大相撲九州場所千秋楽】初優勝し、パレードでファンに手を振る貴景勝関。左は隆の勝関=福岡市博多区で2018年11月25日、徳野仁子撮影

 激動の1年を最高の形で締めくくった。大相撲九州場所は25日、千秋楽で東小結の貴景勝関(22)が幕内初優勝を果たした。場所前に師匠の元貴乃花親方(元横綱)が突然角界を去り、所属した旧貴乃花部屋も消滅。急きょ千賀ノ浦部屋へ移るなど落ち着く間もない中で土俵に臨んだ幕内最年少力士は、小学生から夢見てきた賜杯を抱き、「一生懸命やることが今後につながると思ってきた」と万感の思いを語った。

 兵庫県芦屋市の出身。小学3年生から相撲を始めたが、当時は「大会でも一番小さかった」という。父佐藤一哉さん(57)と「大相撲で活躍する」と誓い合うと、一度に450グラムのハンバーグ3枚を食べるなどして体を大きくし、厳しい稽古(けいこ)漬けの日々を送った。兵庫・報徳学園中では中学横綱、名門・埼玉栄高でも世界ジュニア選手権無差別級を制し、在学中に憧れだった元貴乃花親方の下に入門した。

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