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動くか日露

北方領土交渉/下 米露の板挟み懸念 日本、安保の「前線」巡り

北方領土と千島列島(クリル諸島)はロシアにとって太平洋への出入り口

 「ロシアの安全保障上、北方領土は重要な地域だ。我々(の交渉)はそこに入ってきた」

 9月17日の自民党総裁選のフジテレビ番組の討論会。安倍晋三首相は、北方領土を巡るロシアのプーチン大統領との交渉で、安全保障の議論が俎上(そじょう)に上っていることをにじませた。わずか5日前、プーチン氏が、首相も同席したロシア極東ウラジオストクでの国際会議で、「この地域の軍事同盟(日米同盟)の多くの点を心配する」と語ったことと呼応する。

 北方四島とロシア・カムチャツカ半島を結ぶ千島列島は太平洋とオホーツク海を隔てる。東西冷戦時から、旧ソ連はオホーツク海を「内海」と宣言し、原子力潜水艦を潜航させてきた。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は米本土を射程にとらえる。ロシア原潜の自由な出入りと、米軍の潜水艦などがオホーツク海に自由に進入できないようにすることが、ロシアの米国に対する核抑止力を左右する。

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