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浜田靖一氏/下 「天切り松 闇がたり」 「粋」な心意気に共感

 この小説は、スリや盗っ人の元締だった男が、大正時代の仲間たちとの逸話を振り返る設定の作品だ。「どこまでいっても親分は1人」という筋を通そうとする男が描かれる。主人公のべらんめえ口調のセリフの響きが、読んでいるだけでも耳によみがえってきて心地よい。

 主題は「義理と人情とやせ我慢」。(元官房長官の)梶山静六先生が常々言っていたことと重なる。党の国対委員長もやらせてもらった身からすると、国対(国会対策)には、まさにそれが必要だ。

 いろいろ言われるけど国対は本当に芸術だと思う。中島みゆきさんの「糸」ではないが、互いの主張を一本一…

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