「書の甲子園」の愛称で知られる第27回国際高校生選抜書展(毎日新聞社、毎日書道会主催)の審査結果が27日発表され、県内からは新潟高校2年の渡辺早紀さんと新津高校2年の薄葉美月さんの2人が準大賞に選ばれた。受賞した2人に喜びの声を聞いた。【北村秀徳】
「まさか受賞するなんて思ってもみなかったので、驚いています」。受賞の報に笑顔を見せた。中学時代はバレーボール部。高校でも同部に入るか迷ったが、達筆な父の影響でよく筆を執っていた小学時代を思い出し、「本格的に学びたい」と書道部の門をたたいたという。
行書の手本として選んだのは、中国・唐代の書家、顔真卿(がんしんけい)の書だった。入部して2カ月、一つ上の先輩が書いていた、墨で字が潰れない、力強いタッチの作品に一目ぼれ。そこから先輩と同じ顔真卿の書にのめり込んだ。受賞作品では最後の「顔真卿」の「真」の字が特にお気に入りだ。
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