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記者の目

砂川最高裁判決と集団的自衛権 「司法が容認」は無理=川名壮志(東京社会部)

入江が私物の最高裁判例集に記したメモ。自衛権のあり方に関する判断を回避した事実を示している=玉城達郎撮影

 1957年、東京都砂川町(現立川市)にあった米軍基地拡張に反対する7人が基地に侵入し、旧日米安保条約に基づく刑事特別法違反に問われる事件が起きた。同条約の合憲性が争われたが、59年の最高裁大法廷判決は条約締結という「高度の政治的行為」を司法審査の対象とせず、その後7人の有罪が確定した。憲法史に残る「砂川事件」の大法廷判決を、法制局長官として憲法起草に関わった入江俊郎裁判官(故人)が起案していた--。私は19日朝刊で、入江が残していたメモから判明した事実を報じた。本欄で改めて入江の真意を推察したい。

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