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Interview

宮本輝さん 「責任果たせて安堵」 小説「流転の海」シリーズ完結

 作家、宮本輝さん(71)の小説「流転の海」シリーズが、今年10月刊行の第9部『野の春』(新潮社)で完結した。父をモデルにした人物を主人公に据え、戦後の日本を生きる家族の姿を丹念に、そして濃密に、37年書き続けた大作だ。「市井の人々の物語を書きたかった。書き終えてしばらくしてようやく、大きな達成感が湧いてきている」と心境を語る。

 シリーズの主人公は宮本さんの父をモデルにした松坂熊吾。闇市ひしめく戦後すぐの日本で事業に奔走し、大阪や愛媛、富山などを転々とする熊吾と、その家族を中心とした波瀾(はらん)万丈の大河小説になっている。「父子の物語は文学の歴史上でも大きなテーマ。最初は自信がなかった。それでも書き始め、書きながら葛藤し、膠着(こうちゃく)に陥ったこともある。しかし、まさか37年もかかるとは思いませんでした」と振り返っ…

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