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2015年9月の関東・東北豪雨で鬼怒川が氾濫したのは、国の河川管理に不備があったためとして、被災した常総市の住民ら約30人が総額約3億4400万円の損害賠償を国に求める訴訟の第1回口頭弁論が28日、水戸地裁下妻支部(伊藤一夫裁判長)であった。国は答弁書で請求棄却を求めた。
原告数は提訴時の29人と1法人から3人増え、請求総額も約900万円増えた。
原告住民2人が意見陳述した。水害から5カ月後に死亡した妻芳子さん(当時75歳)が災害関連死と認定された赤羽武義さん(78)は、「裁判に加わったのは、水害がなかったら妻は死ななくてすんだという思いが強いから。心の中の妻と一緒に裁判に参加したい」と述べた。
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