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「花椒」の「しびれ」が魅力

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花椒がかかった焼き肉を楽しむ1級フードアナリストの金成姫さん=東京都文京区の焼き肉店「辛口焼肉 英伍」で
花椒がかかった焼き肉を楽しむ1級フードアナリストの金成姫さん=東京都文京区の焼き肉店「辛口焼肉 英伍」で

 中国・四川料理に使う香辛料「花椒(かしょう)」を利かせた「しびれ料理」が人気だ。心地よい刺激と爽やかな香りが特徴で、即席麺や菓子などの商品化も相次ぎ、飲食店の取り扱いも増えている。これまでの「激辛ブーム」とはひと味違う、しびれの魅力に迫る。

 ●リピーター続出

 激辛は1980年代から定期的にブームになっている。ピリピリするような激辛のスナック菓子が次々とヒットし、キムチ鍋も今や定番に。激辛ラーメン専門店やフードイベントには長い行列ができる。今年も訪れたブームの特徴は「しびれ」。舌がしびれるような刺激が人気だという。

 その代表が花椒だ。中国語読みで「ホアジャオ」。マーボー豆腐の風味付けなどに使われる。しびれを意味する「麻(マー)」から、「マー活」「しび活」といった造語も生まれた。コンビニやスーパーの棚には、しびれを利かせた菓子や即席麺などの食品が続々と登場。ラーメンの専門店も増え、大手うどんチェーンもメニューに加えるなどブームが広がりつつある。

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