韓国最高裁

三菱重工業にも賠償命令 元徴用工訴訟

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 【ソウル渋江千春】戦時中に広島の造船所などで働かされた韓国人の元徴用工5人の遺族らが損害賠償を求めた訴訟で、韓国の最高裁は29日、三菱重工業の上告を棄却し、元徴用工1人あたり8000万ウォン(約800万円)の支払いを命じた2審判決が確定した。元徴用工を巡る訴訟では先月、新日鉄住金(旧日本製鉄)に賠償を命じる判決が確定したばかり。同様の訴訟でも日本企業の敗訴が相次ぐことはほぼ確実になった。

 元徴用工5人は1944年8~10月ごろに徴用され、広島にあった造船所や機械製作所で自由がほとんどない状況で働かされたほか、被爆の後遺症にも悩まされたとして、遺族らが慰謝料を求めていた。最高裁は先月の新日鉄住金に賠償を命じた訴訟で、原告が求める損害賠償は不法な植民地支配などに直結する日本企業の反人道的不法行為への慰謝料であると認めた。その上で、65年の日韓請求権協定の適用対象に含まれていないとの判…

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