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辺野古移設

首相「計画通り」 沖縄知事と隔たり埋まらず

安倍首相との会談後、記者団の質問に答える玉城デニー知事=首相官邸で2018年11月28日午後1時37分、川田雅浩撮影

 安倍晋三首相は28日、沖縄県の玉城デニー知事と首相官邸で約15分間、会談した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、玉城氏が工事中止を重ねて求めたのに対し、首相は「計画通り移設作業を進めていきたい」と従来の政府方針を述べた。政府と沖縄県の集中協議はこの日で終了。互いの隔たりは埋まらなかった。政府は12月中にも辺野古沿岸部で土砂の投入を始める。

 玉城氏の就任後、首相との会談は2回目。玉城氏は今月中旬に訪米したことを説明し、「知事選で再度示された辺野古新基地建設反対の民意を真摯(しんし)に受け止め、工事を中止してほしい」と訴えた。さらに、政府と県の専門家で今後、協議するよう提案したが、首相は「折をみてこのような話し合いの場は設けたい」と述べるにとどめた。

 これに関連し、菅義偉官房長官は記者会見で「普天間飛行場の危険性除去が必要なことは確認したが、辺野古移設についての考え方の隔たりは大きく、一致には至らなかった」と述べた。政府関係者は「移設工事を進めながら県と話し合うということだ」と語った。

 会談に先立ち、杉田和博官房副長官と謝花(じゃはな)喜一郎副知事は4回目の集中協議を行い、1カ月間の日程を終えた。

 玉城氏は首相との会談後、「現状について言うべきことは言った。県としての方向性は見せることができた」と記者団に語った。県は総務省の国地方係争処理委員会に審査を申請する方針で、29日に対応を決める。【川辺和将、野間口陽】

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