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群馬百湯

/77 鎌田温泉「梅田屋旅館」(片品村) もてなし、時代超え 「尾瀬の父」も愛した宿 /群馬

 夏がくれば思い出す はるかな尾瀬 遠い空~

 戦後間もない1949年に発表され、大ヒットした「夏の思い出」(江間章子作詞)。その歌碑が軒先に鎮座する。館内に入れば、至る所に、尾瀬を描いた素朴で美しい版画が飾られている。

 宿は尾瀬の玄関口、片品村鎌田の国道沿いにある。1911(明治44)年の創業時は料理旅館だった。植物学者・登山家として尾瀬を“発見”し、保護活動に努めた「尾瀬の父」武田久吉氏はこの宿をこよなく愛した。紀行文でこう絶賛している。「親切な宿屋。寝具や浴衣の清潔な宿屋。上白の米を食わせる宿屋。一言にして尽くせば感じのよい宿屋であった。私はこれを推奨するに躊躇(ちゅうちょ)しない」

 自家源泉の温泉宿として新たな歴史を歩み始めたのは創業から約80年後。硬い御影(みかげ)石の地層を抜…

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