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JR九州

来月から2駅無人化 「強行」でも抗議継続 障害者団体が強調 /大分

 JR九州が敷戸、大分大学前(いずれも大分市)の2駅を12月1日から無人化することへの抗議が続いている。27日には集会があり、無人化が「強行」されても反対を続ける「あきらめない宣言」を採択。粘り強く無人化に反対する姿勢を強調した。また、車椅子や盲導犬を使いながらJR線を実際に利用。安全面などを確認し、駅員がいなくなることへの不安を訴えた。【池内敬芳】

     JRは、同市の10駅を無人化し、乗客にはカメラ映像やインターホンを通じて遠隔対応するスマート・サポート・ステーション(SSS)にすることを計画している。もともと無人だった幸崎、滝尾と、3月に無人化した牧の3駅はSSSになった。12月から敷戸と大分大学前もSSSにする。さらに▽鶴崎▽高城▽大在▽坂ノ市▽中判田--でも検討している。

     集会は、障害者や支援者がつくる「だれもが安心して暮らせる大分県をつくる会」などが主催した。約50人が参加し、無人化がこのまま進められても、抗議を続けていくことを確認した。

     また、集会に先立ち、多くの参加者が実際にJR線を利用して安全面などをチェック。ホームの狭さなどを指摘し、無人化による安全面への懸念を訴えた。車椅子利用者で同会共同代表の宮西君代さんは牧-大分間でJRを利用。JRが求める通り、前夜に電話で乗車の手伝いを予約したが、脳性まひがある宮西さんの言葉を係員はなかなか聞き取れなかったという。「電話やファクスだけでなくメールでも連絡できるようにして」と提案した。

     視覚障害がある鍼灸師の女性は、敷戸から乗車。「ホームが狭く、盲導犬と自分でいっぱいいっぱい。今日は支援者がいたが、一人だと怖い」と話した。

     共同代表の徳田靖之弁護士は「JRは鉄道部門の赤字を理由に挙げるが、会社の営業利益は大きい。公益的企業のやり方ではない」と批判。年明けにも障害者への差別禁止を定める条例をもとに、県にあっせんを申し立てる考えを示した。

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