特集

第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

特集一覧

高校野球・新世紀

第7部 甲子園とは別に/4 「女子」新設急増 少子化対策、注目集め

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
夜間練習でノックを受ける京都両洋の選手たち
夜間練習でノックを受ける京都両洋の選手たち

 京都市左京区にある京都両洋の女子硬式野球部専用グラウンドで、夜間照明に照らされながら選手約30人がシートノックやティー打撃に励んでいた。今夏の第22回全国高校女子硬式野球選手権大会(兵庫県丹波市)で初優勝した強豪。彼女たちのグラブさばきやスイングは、男子と比べても見劣りしない。

 全国高校女子硬式野球連盟(同市)の加盟校は今年度、過去最多の27校(部員数約850人)。同連盟には数校から照会があるといい、来年度はさらに増える見込みだ。堀秀政事務局長(73)は「元々、高校で硬式野球をやりたい女の子は少なからずいた」と説明する。以前から少年野球や中学の野球部、クラブチームなどでプレーする女子はいたが、その先の受け皿がなかった。高校では女子の公式戦出場を禁じている男子の硬式野球部に進むか、ソフトボールなど他競技に転じるしかなかった。

 高校の女子硬式野球部は1997年の神村学園(鹿児島)が第1号。同連盟の加盟校は当初、数校程度と伸び悩んだが、近年急増した。2010年に関西で女子プロ野球が創設され、女子野球への注目が高まったことが一因。さらに堀さんは「少子化の影響」と指摘する。女子生徒募集に力を入れたい私立校が創部したり、過疎地の公立校が新設したりする動きがあるという。

この記事は有料記事です。

残り417文字(全文954文字)

次に読みたい

あわせて読みたい