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8050問題

病気や介護 高齢親子孤立 親の遺体放置も

遺体が見つかった神戸市北区の住宅。門の前には花が供えてあった=神戸市北区で、黒川優撮影

 高齢の親子が病気などのため社会から孤立を深めるケースが兵庫県内で相次いでいる。親が80代、子が50代の家族が多いことから「8050問題」と呼ばれ、刑事事件に発展する場合も。神戸市北区では5月、母親(当時93歳)の遺体を放置したとして長女(63)が逮捕された。今月29日には母親(当時77歳)の遺体を放置した男(51)=同市西区=に神戸地裁が執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。いずれも周囲の目を気にしたり、相談相手がいなかったりして、追い詰められた事情もある。専門家は「他人とのつながりが絶たれた結果だ」と警鐘を鳴らす。【黒川優】

 5月下旬に北区の民家であった事件は、近所の住民から「最近、おばあちゃんの姿が見えない」と区役所に相談があり発覚した。戸建て住宅の1階和室で、死後1~2カ月が経過しミイラ化した母親の遺体があおむけの状態で見つかった。長女には精神疾患があり、隣で布団を敷いて寝起きしていたという。県警の調べに対し、逮捕された長女は「母は寝ているだけ」と否認。起訴はされなかった。

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