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クラロワ

みかん坊や世界大会へ意気込み「勝つ」

ポノススポーツのみかん坊や選手兼監督

 12月1日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれるモバイルカードゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)のeスポーツ大会「クラロワリーグ 世界一決定戦2018」に、日本からプロチーム「PONOS Sports(ポノススポーツ)」が出場する。選手兼監督として出場する「みかん坊や」選手にゲームとの出合い、プロ選手としての心構え、世界大会への意気込みなどを聞いた。

 ─-子どものころ憧れていた職業は?

 プロ棋士の羽生善治さんをすごいなと思っていました。小学5年生のときに将棋にはまり、学校の昼休みに先生と、家でもお父さんと将棋を打っていました。

 --プロ棋士のどういうところが魅力?

 まず集中してピリピリしている。その雰囲気の中で、「そんな手打つの?」っていうぐらいの一手を打つ。プロフェッショナルってこんな感じなのかな、さすがだなと思いました。

 --クラロワと将棋は似ている?

 僕は似ていると思っていて、例えば将棋は一手指したら相手が一手返してきて、クラロワも同じ感じ。攻撃して守って、攻撃して守っての繰り返しだから、お互い一手指すという感覚はすごく似ていると思います。

 ゲームは中学の時、「実況パワフルプロ野球」(パワプロ)にはまっていました。東北の青森の生まれで、特にそのころ、田中将大投手と岩隈久志投手がめちゃくちゃ頑張っていたので、楽天を応援していました。その他にもインターネットのゲームをよくやっていました。麻雀とか、エアホッケーとか。

 --クラロワが自分の中で一番はまった?

 今この瞬間で一番はまっていると言えるのだろうと思いますけど、はまったときのやり込み方はたぶんどのゲームも尋常じゃないと思います。性格です。好きになったらとことんやる。

 --クラロワは最高1日に何時間やったことがありますか?

 1日を通り過ぎて30時間くらいやったことがあります。プロになる前ですが、ご飯食べながら、お風呂入りながら、トイレ行きながら30時間。ふと気づくと負けた画面があって、あっ寝ていたんだなと(笑い)。

 --プロになって変わった部分は?

 チーム戦で、選手兼監督という立場もあるので、今まで以上に勝負に対して負けられない気持がものすごく強くなりました。

 --今までのようにクラロワを楽しめなくなった?

ポノススポーツのチームメートと一緒のみかん坊や選手兼監督(前列中央)

 全然。勝負するときは楽しいです。公式戦で試合が始まった瞬間、めっちゃにやにやしているんですよ。勝負するのにプレッシャーよりも楽しい気持ちが強いからだと思います。結構、顔に出ます。

 --レギュラーシーズンを戦って、最も印象に残っている試合を教えてください。

 自分の試合ではないのですが、ファーストシーズン最後の決勝戦で、それまで勝てていなかった(チームメンバーの)フチさんが勝ったのが今でも一番印象深いですね。この試合のこの勝負がもしかしたらこのチームでやる最後かもしれないという危機感もあって。今日だけは、今日だけは勝って、今日だけはお願い、本当に本当に、と送り出しました。

 自分も出たいけれど、そこでチームメートに行ってきてくれというのが監督としての役目。高校野球でピッチャー一人が強くて勝つチームもありますけど、勝ち進むためには、チーム力というものがすごく大事になってくる。誰か一人ではなく、チーム全体が一人一人を戦力としてあるべき存在だと考えているので、みんなで勝つチームが理想です。

 --これからのeスポーツ界にこうあってほしいというものはありますか?

 未来のことは正直考えていない(笑い)。僕の場合はそういう難しいこと抜きに、もう目の前のことしか考えられない。今この瞬間勝つこと。先のこと考えても正直仕方がないなと思っていて、今ここで勝つことが一番大事だろうと思っています。今度の世界大会も、もしかしたらこのチームのメンバーでできる最後かもしれないという思いです。

 --世界のファンにどういうところを見てほしい?

 もちろんクラロワの強さも見てほしいですが、士気があって、和やかで、どのチームよりも雰囲気がいいというところを見てほしい。

ことば「クラッシュ・ロワイヤル」

 スマートフォンとタブレットで競う対戦型カードゲームで、世界中のプレーヤーとリアルタイムで対戦できる。ゲームはプレーヤー同士が自ら選択した8枚のカードを使って、制限時間内に相手のタワーを一つでも多く破壊した方に軍配が上がる。

 2017年に世界一決定戦が行われ、187カ国から2700万人が参加。各地域の予選を勝ち上がった16人が英ロンドンのアリーナで対戦し、メキシコのセルジオ・ラモスさんが世界一の栄冠に輝いた。18年には公式プロリーグが世界5地域で発足し、アジア12チーム、中国8チーム、北米8チーム、ヨーロッパ8チーム、ラテンアメリカ8チームが参戦。「クラロワリーグ 世界一決定戦2018」には各リーグを勝ち抜いた王者が集結し、トーナメント形式で対戦する。

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