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東南アジア探訪記

セクハラ裁判の行方

マクヌンさんの恩赦を求める嘆願書と署名を大統領府の担当者に提出する支援団体「刑事司法改革研究所」のアンガラ・スワジュ所長(左)=ジャカルタで、刑事司法改革研究所提供

 インドネシアの最高裁が、セクハラ被害者が声を上げるのを後押しする「#MeToo」運動に逆行するような判決を出した。公立高校で校長からセクハラ被害を受けたと訴えた事務職員の女性(40)に対し、証拠として録音した携帯電話の会話データを拡散させたのは情報電子取引法(ITE法)違反にあたるとして、禁錮6月、罰金5億ルピア(約400万円)を命じたのだ。女性を擁護する世論は大きく、支援者らは「被害者が声を上げるのを諦めさせる前例になってしまう」と憤る。

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武内彩

ジャカルタ支局記者。1980年和歌山県生まれ。2005年に毎日新聞に入社、神戸支局を振り出しに大阪社会部の在籍が長かった。東南アジア好きは学生時代のフィリピン留学以来。担当地域はインドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール、オーストラリアなど。

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