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プラスチック危機

安価で丈夫なプラスチックは多くの製品に用いられ、20世紀半ば以降の暮らしを大きく変えた。一方で、2050年までに海に流入するプラスチックごみの総重量が、世界の海に生息する魚の総重量を超えるとの予測もあり、分解されずたまり続ける大量の廃プラスチックの問題が世界で懸念されている。「便利さ」追求の陰で広がる「危機」を現場から考える。

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プラスチック危機

木の温かみ、ストローに アキュラホームが量産化成功

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カンナで削った木のスライスをヒントに開発した木製ストロー
カンナで削った木のスライスをヒントに開発した木製ストロー

 木造注文住宅メーカーのアキュラホーム(東京都新宿区)は間伐材を利用した木製ストローの量産化に成功した。海洋汚染の原因になるとして、世界的にプラスチック製ストローの使用をやめる動きが広がる中、木造建築の技術を生かし、環境にやさしい木製の普及を目指す。

 同社によると、木製ストローの量産は世界で初めてという。来年1月から「ザ・キャピトルホテル東急」(東京都千代田区)に納入する予定だ。

 カンナで削った木片をヒントに、間伐材を厚さ約0・15ミリにスライスし、管状に巻き上げて完成させた。プラスチック製の代替としては紙製が注目されているが、紙製が飲み物の中でふやけやすいのに対し、木製は液体に長時間つけてもふやけず、紙に比べて温かみがあるのが特徴だ。

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