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Interview

金子拓(東京大史料編纂所准教授) 学際的研究成果盛る 『長篠合戦の史科学』刊行

共同研究について「新鮮でした」と話す金子拓・東京大准教授=東京都文京区の同大学で11月29日

 織田・徳川連合軍と武田軍が激突した、戦国時代屈指の激戦を立体的に追究した『長篠合戦の史科学-いくさの記憶』(勉誠出版、5400円)が刊行された。戦国史ファンの間でもとりわけ関心を集める合戦について、さまざまな分野の研究者による最新の成果が盛り込まれた力作だ。

 2010~15年、東京大史料編纂所を中心とした共同研究の成果を生かしたもの。天正3(1575)年の同合戦については、同時代のものを含め多数の史料が残り、膨大な研究の蓄積がある。それでも、共同研究の代表で本書の編著者でもある金子拓・同所准教授(日本中世史)は「知らないことが多かった。研究のしがいがある」と話す。

 執筆者は13人。歴史学に国文学、絵画史などの研究者が集っている。2部構成で、第1部では合戦を描いた軍記物や系図家譜などの分析により、合戦がどのような意図でどう記録され、記憶されてきたかを浮き彫りにする。

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