- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
広島、岡山、愛媛を中心に大きな被害をもたらした西日本豪雨災害の発生から5カ月。鉄道も寸断され、多くの区間が長く不通になった。復旧のためJR東日本が現地に派遣した一人が、東京電気システム開発工事事務所所属の船山隆さん(42)。東日本大震災で鉄路の復旧にあたった経験が生きた。【黒川将光】
JR各社には大規模災害が起きた時、応援が必要かどうかを打診するルールがある。西日本豪雨災害でJR東日本は、被災したJR西日本とJR四国の2社に、応援が必要かどうかを確認。JR四国から「電気と土木の技術者がほしい」との要望が寄せられた。
JR東日本は、信号や架線などの修理ができる電気の技術者3人を選ぶ。船山さんはそのリーダーを任された。東日本大震災が発生した時に仙台で勤務していたため、主に東北新幹線の復旧にあたった経験があった。
この記事は有料記事です。
残り505文字(全文864文字)