補助犬啓発イベント

一声掛けてね 700人が見学 大阪 /兵庫

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冷蔵庫のドアを開けて飲み物を取り出し、スタッフに届けようとする介助犬の訓練犬「アーム」=大阪市北区の阪急百貨店梅田本店で、高尾具成撮影
冷蔵庫のドアを開けて飲み物を取り出し、スタッフに届けようとする介助犬の訓練犬「アーム」=大阪市北区の阪急百貨店梅田本店で、高尾具成撮影

 身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の啓発イベント「補助犬ってなぁに?」が1日、大阪市北区の阪急百貨店梅田本店で開かれた。3日からの「障害者週間」を前に厚生労働省が主催。買い物客ら約700人が補助犬の仕事ぶりを間近で見学した。

 厚労省社会・援護局障害保健福祉部の松橋次郎主査が手話を交えあいさつ。NPO法人「日本補助犬情報センター」(横浜市)が進行を担当、補助犬の役割を紹介するデモンストレーションや使用者によるトークもあった。

 デモでは、「関西盲導犬協会」(京都府亀岡市)から盲導犬のPR犬「バーネン」(ラブラドルレトリバー)が登場。視覚障害者に段差を教える様子などを披露した。「日本聴導犬推進協会」(埼玉県ふじみ野市)出身の現役聴導犬「アーミ」(ラブラドルレトリバー)は玄関チャイムや携帯電話のアラーム音を知らせる姿を見せた。「兵庫介助犬協会」(西宮市)の介助犬の訓練犬「アーム」(ゴールデンレトリバー)も冷蔵庫を開けて飲み…

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