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ストーリー

ハウス 中国進出20年(その1) 食の国に日本カレー

スーパーの試食コーナーでハウス食品のカレーを手にする親子連れ=中国・湖南省長沙市で、工藤哲撮影

 「おいしいカレーだよ。小さいお子さんたち、ぜひ無料で食べてみて」。中国・湖南省長沙市にある大手チェーンスーパー「歩歩高」(ブブガオ)の食品売り場のスピーカーから、大音量の呼びかけが響く。

 店頭に並ぶのは日本のハウス食品の「バーモントカレー」や「ジャワカレー」だ。この日の特売価格は1箱9・9元(約160円)。レトルトもある。生まれて初めてカレーを口にした王崢亦(おうじょうえき)ちゃん(4)が言った。「いつもより鶏肉やジャガイモがおいしい」。空にした試食用の器をなめ、おかわりしたそうな顔だ。

 ハウスは1997年、上海にカレー専門のレストランをオープンさせた。「米を食べる国民はカレーライスを受け入れるはずだ」との狙いだった。当初は「茶色くて明るくない」などと敬遠された。家庭用のルーの開発では緻密な調査を重ねた。「食の大国」の消費者は香りにも敏感だ。どんな香辛料や薬味が好まれるのか。ハウスの社員たちは上海市民の家庭を訪ね、台所や冷蔵庫の様子を見て回った。街や市場を歩き、漂う香りを探った。

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