メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

荒川洋治・評 『散文精神について』=広津和郎・著

 (本の泉社・2376円)

文芸評論の意義を伝える文章

 文芸評論のよさ、すばらしさは、すぐれた小説や詩歌でも味わえないものだ。

 大正・昭和の激動期を生きた広津和郎(ひろつかずお)(一八九一-一九六八)の代表的論考の新版。作家論、散文芸術論から社会・政治論に及ぶ。大正から昭和戦前期の発表。個人と社会全体に向き合う文章の活動が見られる。

 凝縮を旨とする文芸評論では作品が数珠(じゅず)つなぎに登場。冒頭の「徳田秋声論」(一九四四)なら、…

この記事は有料記事です。

残り1283文字(全文1499文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 電車とホームドアの間に巻き込まれ医師死亡 稼働前で線路側に入れる状態 京急・上大岡駅

  2. 小学生バレーボール体罰 一部の保護者、口止め誓約書を配布 「情報漏らした」と正座させ詰問も

  3. 余録 鉄道会社が列車の5分遅れを「おわび」し…

  4. 阪急踏切でレール破断 上下線で徐行運転 大阪・摂津

  5. 電車の英語アナウンス、実はあの人…NHK「英語であそぼ」出演

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです