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ホタテ貝殻の割り箸で「世界のプラ代替へ」

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試行錯誤を重ねて完成したほたて割り箸=塩釜市の明康本社で2018年11月22日午前11時17分、本橋敦子撮影
試行錯誤を重ねて完成したほたて割り箸=塩釜市の明康本社で2018年11月22日午前11時17分、本橋敦子撮影

 プラスチックごみによる海洋汚染に国際的な関心が集まる中、ホタテ貝殻を原料にした新素材で割り箸をつくる製造会社「明康」(宮城県塩釜市)が注目を集めている。欧州を中心に導入が目標とされている有機資源50%を達成した、世界でも珍しいバイオマスプラスチックの新素材。開発した近江明男社長(69)は「世界中のプラスチックを代替したい」と意気込む。【本橋敦子】

 近江社長がホタテ貝殻に注目したのは2010年ごろ。青森県に住む友人に「一時保管場所に大量に廃棄されたホタテ貝殻の処理に困っている」と聞き、津軽半島にある現地へ行ってみると、見渡す限り貝殻の山。「このままではいけない」。貝殻を一日でも早く処理したいと、貝殻成分を半分以上含むバイオマスプラスチックの開発に挑んだ。

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