兵庫・高砂

カネミ油症50年で集会 終わらぬ被害訴え

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原因不明の高熱やできものに苦しみ続けた自らの油症被害や、原因物質のPCBの怖さを訴える油症被害者関西連絡会共同代表の渡部道子さん=兵庫県高砂市で2018年12月1日午後2時52分、青木絵美撮影
原因不明の高熱やできものに苦しみ続けた自らの油症被害や、原因物質のPCBの怖さを訴える油症被害者関西連絡会共同代表の渡部道子さん=兵庫県高砂市で2018年12月1日午後2時52分、青木絵美撮影

 国内最大の食品公害「カネミ油症」の原因物質となったポリ塩化ビフェニール(PCB)が製造されていた兵庫県高砂市で1日、油症被害を考える集会が開かれた。患者や支援者でつくる団体が主催し、長崎、福岡などから約70人が参加。未認定患者の救済の必要性やPCB処理の現状を報告し、10月で発覚から50年を経た今も終わらぬ被害を訴えた。

 油症被害者関西連絡会の共同代表の渡部道子さん(62)=兵庫県姫路市=は、小学6年の時に長崎・五島列島で、PCBなどが混入した米ぬか油を食べた後に起きた体の異変を訴えた。お尻に異臭を放つおできがいくつもでき、原因不明の高熱や腹部の激痛にも悩んだ。今も体調を崩すと重症化しやすく「いまだに体から抜けないPCBは怖い」と話した。

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