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PTA「異分子」な父親たち イクメンも蚊帳の外/企業社会の常識通じず/分担進まぬ「母親社会」

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イラスト・オオタニツムギ
イラスト・オオタニツムギ

 来年度のPTA本部役員の選出シーズンが真っ盛りだ。会長ポストなど重責を避ける人は多く、「あの人が推薦されているらしい」「複数人から説得された」などとうわさされる季節でもある。このごろはPTA活動に参加する「イクメン」も増えているが、どうも居場所がないようで……。【田村彰子】

 「母親社会」とも言われるPTAに数年前に飛び込み、会長を務めた会社員男性(50)は今、こう振り返る。「会議に顔を出しても、手持ち無沙汰になったことはあります。お母さんたちのように活動の細かい部分まで分かっていないので」。子どもが通う愛知県内の中学校では「会長、副会長は男性が就任する」との暗黙のルールがある。この男性は何も知らないまま先輩から「スカウト」され、会長を任された。

 PTAは、児童・生徒の保護者と教職員からなる任意組織だ。先生たちも参加する会合や行事も多いので平日昼間の活動が中心になる。そのため長い間、典型的な「母親社会」だった。

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