メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

見上げてごらん

人ごとではない=永山悦子

 とうとう起きてしまったのか--。そんな思いに駆られたのは、「中国の研究者が『ゲノム編集を施した受精卵から双子の赤ちゃんが生まれた』と主張している」というニュースを読んだからだ。ゲノム編集は「生物の遺伝子を人為的に改変する技術」。中国の事例は、エイズウイルスを持つ親からの感染防止が目的とされる。

 思い出したのが、2002年に起きた「クローン人間騒動」だ。イタリア人医師や新興宗教団体が相次いでクローン人間の妊娠や出産を発表した。結局、その真偽は明らかにならなかったが、そのときの「人ごとではない」という切迫感は今回より薄かったように思う。日本にはクローン人間作りを禁じる法律があり、少なくとも日本で実施される恐れは(法律を守れば)低かったためだ。

 けれども、ゲノム編集に関する法律は、日本にはない。妊娠や出産にかかわる生殖補助医療に関する法律もな…

この記事は有料記事です。

残り559文字(全文933文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 加藤浩次さんと吉本、平行線 大崎会長「持ち帰らせてくれ」
  2. 山田太郎票515票を山本太郎票に 職員思い込みで富士宮市選管集計ミス
  3. 山本冷遇の記憶 極楽・加藤 吉本トップを痛烈批判 松ちゃんにも「大先輩におこがましいが…」(スポニチ)
  4. 清水圭、吉本社長・岡本氏に恫喝された過去告白「話を聞かずいきなり…私の時と全く同じ」(スポニチ)
  5. 首相、韓国が「約束一方的に破っている」 日韓関係「信頼の問題だ」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです