バレエ

ジュエルズ・フロム・ミズカ2 上野が放った宝石の輝き=評・斉藤希史子

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「リベルタンゴ」を踊る上野(上)とゴメス=写真家・長谷川清徳撮影
「リベルタンゴ」を踊る上野(上)とゴメス=写真家・長谷川清徳撮影

 神奈川県生まれのバレリーナ、上野水香が地元でプロデュースするグループ公演。4年ぶり2度目の開催だ。

 まずは豪華な顔ぶれに圧倒される。東京バレエ団の同僚として柄本弾、秋元康臣、沖香菜子のほか、渡辺理恵ら退団した仲間も多数集った。さらに、新国立劇場の主軸である小野絢子と福岡雄大、谷桃子バレエ団から今井智也。重鎮の下村由理恵や吉岡美佳らも参加した。海外からは、アメリカン・バレエ・シアターで活躍したウラジーミル・マラーホフとマルセロ・ゴメス。縦にも横にも広い上野の人脈がうかがえる。

 各自を生かす構成も周到。古典の抜粋が丁寧に踊られる一方、若手を中心に9人がはじける新作も。新国立のペアは気鋭・宝満直也振り付けの「夜明け前の狂気」を披露し、新風を吹き込んだ。

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