司法試験合格

重度の視覚障害女性「弱い人救う弁護士に」

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今年度の司法試験に合格した、重度の視覚障害がある板原愛さん=東京都新宿区で、蒔田備憲撮影
今年度の司法試験に合格した、重度の視覚障害がある板原愛さん=東京都新宿区で、蒔田備憲撮影

法科大学院に進学、2度目挑戦で夢かなう 3日から司法修習

 重度の視覚障害がある東京都の板原愛さん(27)が、今年度の司法試験に合格した。重い視覚障害者の女性が合格するのは極めて珍しく、板原さんは3日から始まる司法修習を前に「社会で弱い立場にいる人たちの力になれる弁護士になりたい」と話している。

 板原さんは大阪府岸和田市出身。生まれつき角膜が濁る病気があり、視力は0.02~0.03、視野も30度ほどの狭さだった。

 地元の小学校に通っていたが、両親の勧めで東京都の筑波大付属盲学校(現・同大付属視覚特別支援学校)中学部に進学。家族と離ればなれの寮生活は「ホームシックを感じたことはなかった」。髪の毛を突然染めたり、クラスメートとケンカをしたり「やんちゃな子ども」だったという。

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