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「映える」ご神木で復活 女性・若者を意識 境内にカフェも 熱海・来宮神社

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来宮神社の本殿をバックに「自撮り」する参拝者=静岡県熱海市で2018年11月17日午前11時39分、古川幸奈影
来宮神社の本殿をバックに「自撮り」する参拝者=静岡県熱海市で2018年11月17日午前11時39分、古川幸奈影

 国内有数の温泉地・静岡県熱海市にある来宮(きのみや)神社の参拝者が急増している。ご神木となっている樹齢2000年以上の大楠(おおくす)で知られるが、熱海への観光客が減った時期もあり、一時は運営難に陥った。しかし、2017年度の参拝者数は約68万8000人と、08年度(約15万7000人)の約4倍に伸びた。約7割は20~40代で、若い世代にも人気という。その理由とは――。【古川幸奈、写真も】

 「トトロの世界みたい」「すごい」。草木のトンネルのような参道を抜け、高さ26メートルの大楠が現れると、女性たちが歓声を上げた。本殿近くのオープンカフェで参拝者がお茶を楽しみ、お札場には独自に開発したクスノキベースのアロマの香りが漂う。大楠や鳥居などの近くにはスマートフォンを置いて「自撮り」や記念撮影ができる台を設け、「インスタ映え」も意識した。

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