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あした元気になあれ

小国綾子記者の「元気」を追いかけるコラム。

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黄と緑 イチョウの謎=小国綾子

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日比谷通りのイチョウ並木を近くのビルから見下ろすと、西側(右)は黄色く色づいているのに、ビルに接した東側は緑色のままだった=2018年11月25日、小国綾子撮影
日比谷通りのイチョウ並木を近くのビルから見下ろすと、西側(右)は黄色く色づいているのに、ビルに接した東側は緑色のままだった=2018年11月25日、小国綾子撮影

 イチョウの木が好きだ。2億年の歴史を持つ最古の樹木らしいたたずまいも、黄金色の小鳥みたいな葉を抱いた晩秋の姿も。

 「生きた化石」と呼ばれるこの木は中国から日本に伝わり、さらに17世紀後半、長崎・出島から西欧に紹介された。ドイツの詩人ゲーテはこの木のことを<はるか東方のかなたから/わが庭に来たりし樹木の葉よ>とつづった。

 10日ほど前、東京・帝国劇場に面した日比谷通りのイチョウ並木を見て驚いた。皇居のお堀端に並ぶ西側の街路樹は見事な黄金色なのに、ビル街に沿った東側はまだ緑色。これってなぜだろう?

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