将棋の藤井七段 囲碁の広瀬二段を表彰 新人王戦 東京・明治記念館

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新人王戦で優勝し、表彰式に臨む将棋の藤井聡太七段(左)と囲碁の広瀬優一二段=東京都港区で2018年12月4日午前11時24分、長谷川直亮撮影 拡大
新人王戦で優勝し、表彰式に臨む将棋の藤井聡太七段(左)と囲碁の広瀬優一二段=東京都港区で2018年12月4日午前11時24分、長谷川直亮撮影

 新人王戦(しんぶん赤旗主催)で優勝した将棋の藤井聡太七段(16)と囲碁の広瀬優一二段(17)の表彰式が4日、東京都港区の明治記念館で開かれた。

 六段以下で将棋は26歳以下、囲碁は25歳以下の棋士に出場資格があり、若手の登竜門に位置づけられる棋戦。藤井七段は、森内俊之九段(48)=当時四段=の17歳0カ月を抜く史上最年少で新人王となった。広瀬二段は、プロ3年目で初の棋戦優勝を飾った。

 藤井七段は「新人王戦に出られるのは最後の機会だったので、優勝で卒業できることは大変うれしい。優勝を機にさらに飛躍していきたい」、広瀬二段は「藤井さんの活躍は同年代の僕にとっても衝撃的で、自分も囲碁に対して強く闘志が湧いた」と更なる活躍を誓っていた。

 表彰式には、佐藤康光・日本将棋連盟会長や団宏明・日本棋院理事長らが顔をそろえ、快挙を祝った。【丸山進、最上聡】

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