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大岡信と戦後日本

/9 『櫂』とその周辺 言葉の時代、感覚の転倒

第1回の連詩で集まった『櫂』同人ら。(左から)谷川俊太郎さん、1人置いて大岡信、2人置いて茨木のり子、2人置いて川崎洋=1971年12月、京都市で中江俊夫さん撮影

 1953(昭和28)年5月、詩誌『櫂(かい)』が創刊された。1号はアート紙でわずか6ページ、茨木のり子(1926~2006年)と川崎洋(30~04年)の2人の詩1編ずつが掲載されているだけだ。ささやかな出発だったが、2号以降には谷川俊太郎さん(31年生まれ)、吉野弘(26~14年)、中江俊夫さん(33年生まれ)、大岡信(31~17年)といった当時20代の有力な詩人たちが次々と加わった。

 53~54年は若い世代による詩誌が相次ぎ登場した時期でもあった。代表的なものに『貘(ばく)』『氾(…

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