イエメン

停戦、前進か 国連仲介、政権・フーシ和平協議

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 【カイロ篠田航一】内戦が続くイエメンを巡り、国連の仲介で停戦交渉が前進する可能性が高まっている。サウジアラビアが支持するハディ暫定政権と、イランが後ろ盾のイスラム教シーア派武装組織フーシの双方の代表者が、5日ごろからスウェーデンで開催予定の和平協議に出席する見通しとなったためだ。背景には、イエメンやシリアなど中東各地で「代理戦争」を繰り広げてきたサウジ、イラン両国が現在、ともに国際社会で厳しい立場に置かれている現実もある。

 ロイター通信などによると、イエメンでは3日、負傷したフーシの兵士50人が、敵であるサウジ側連合軍の許可を得て、隣国オマーンに治療のため国連機で搬送された。サウジ側の報道官は「信頼醸成のための措置」と述べており、交渉入りに向けた前向きな動きとみられる。和平協議では政権側とフーシ側が直接対話する見通しと伝えられている。正式な協議が実現すれば、2016年にクウェートで開かれて以来。

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