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自動販売機巡り 日本らしさと技術味わう

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自動販売機の前で笑顔を見せる野村誠さん=東京都豊島区で、小野まなみ撮影
自動販売機の前で笑顔を見せる野村誠さん=東京都豊島区で、小野まなみ撮影

 街にあふれ、ふだん何気なく使っている自動販売機。飲み物や食べ物、たばこをはじめ、さまざまな商品を買うのに便利だ。「自動販売機専門家」を自称する会社員の野村誠さん(44)=埼玉県越谷市=は25年以上、珍品を求めて全国を巡っている。

 11月20日の夕。東京都豊島区のJR池袋駅近くの待ち合わせ場所に向かう。仕事帰りでスーツ姿の野村さんが出迎えてくれた。ふだんはシステムエンジニアとして働く野村さん。「この前、仕事で近くに来た時に見つけて、気になっていたんです」。案内してくれたのは、氷点下5度に冷やされた「三ツ矢サイダー」(アサヒ飲料)が並ぶ自販機だ。この日は既に販売が終わっていて、野村さんは「残念ですね」と苦笑い。説明書きによると、シャーベット状のサイダーが味わえるようだ。自販機に初めて興味を持ったのは高校生の時。ある日、通学路沿いにあるドライブインに何気なく足を踏み入れると、そこには、うどんやそば、トーストなどがずらりと並んでいた。「こんなものがあったのか!」。飲み物やたばこ以外のものがあることに衝撃を受けた。それ以降、当時台数が多かったハンバーガーを探して楽しんだ。

 大学時代はいったん離れたが、23歳の時、友人に誘われて群馬県にある自販機を見に行った。そこで目にしたのは、かつて心を奪われたのと同じレトロなもの。それが、マニア心に再び火を付けた。

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