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その名も「ミチコちゃんに叱られる!」 朝礼で若手警官教育 県警青森南署

「ミチコちゃんにしかられる!」のイメージ=え・清田万作

 ボーっと生きてんじゃ警察官は務まんねーよ!。若手署員が楽しく効果的に法律知識を学べるように、青森県警青森南署(青森市)は朝礼で、人気クイズ番組にちなんだ取り組みを行っている。その名も「ミチコちゃんに叱られる!」。

 午前8時半から、署1階の会議室で始まる朝礼。署員約20人を前に戸嶋美智子地域課長(39)が、職務質問の際の注意点といった日常業務への質問を投げかける。署員が答えられないと、戸嶋課長があのセリフで叱りとばす。「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

 署では今年6月から、警察官職務執行法などについて抜き打ちで質問する取り組みを始めた。鎌田行剛署長(50)が、お茶の間で人気を集めるNHKの雑学クイズ番組「チコちゃんに叱られる!」を見て「このスタイルなら楽しみながら法律の知識を身につけられるのでは」と思いついた。

 番組では5歳児のキャラクター・チコちゃんが、日常生活の疑問に答えられない大人の出演者を叱りつける。そのチコちゃんになりきった“ミチコちゃん”から同じセリフが飛び出すと、参加した署員からは笑みもこぼれてどこか和やかな雰囲気に。「朝の10分間を有効に使って実務的な知識を身につけることができる。職場の雰囲気も明るくなる」と署員からも好評だ。

 最近は番組のミニコーナー「チコドリル」にちなみ、法律用語などを確認する1回10問程度の「ミチコドリル」も加わった。

 鎌田署長が朝礼を紹介する手紙を番組に送ったところ、10月26日の番組のおたよりコーナーで紹介された。県警にも多くの意見が寄せられ、ほとんどが「面白い」「頑張って」といった励ましだった。他県の警察署からも問い合わせがあったという。

 「朝から署内に笑いが生まれ、風通しのよい職場環境作りに役立っている。市民の方々にも、警察は堅苦しいところではなく、やりがいがあって面白い職場でもあると知ってもらえたら」と鎌田署長。戸嶋課長は「知り合いに会う度に『ミチコちゃん』と言われるようになった。もともと叱るキャラクターなので、署員も楽しんで受け入れてくれているのでは」とほほ笑んだ。【北山夏帆】

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