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豚コレラ3例目 岐阜で2頭感染確認

豚コレラ感染を受け、防疫措置にあたる関係者=岐阜県美濃加茂市前平町の岐阜県畜産研究所で県提供

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 岐阜県畜産研究所(同県美濃加茂市前平町)で5日、豚2頭の豚(とん)コレラ感染が確認された。9月に岐阜市の養豚場で豚への感染が判明して以降、11月に岐阜市畜産センター公園で発生したのに続き3例目。研究所は県産ブランド豚の種豚や精液を畜産農家に供給する施設でもあり、県の畜産業に与える影響は大きい。

     県によると、研究所職員が3日、食欲不振など体調不良の豚4頭を確認。国の精密検査で5日、2頭の感染が確定した。研究所は9月の感染判明以降、敷地の周囲に金網柵を設置、消石灰を散布するなど防疫措置を講じていた。研究所では繁殖豚67頭、子豚436頭の計503頭を飼育しており、県は全頭の殺処分や埋設を進めるとともに、感染経路の特定を急ぐ。

     処分される豚の中には、霜降りの割合が多い県産ブランド豚肉「ボーノポーク」の種豚も含まれる。ボーノポークは県が2009年に開発した種豚「ボーノブラウン」を交配して生産した豚肉。だが、研究所は精液を冷凍保存しておらず、供給は停止されることに。研究所は種豚を所有する農家の協力も得て生産再開を図る方針だが、再開には1年以上はかかるとみられる。

     ボーノポークのもととなる精液や種豚は県内の瑞浪市や山県市、揖斐川町の養豚場3カ所に供給され、出荷は年間約1万頭に上る。瑞浪市では「瑞浪ボーノポーク」のブランド名で流通・販売する。同市の棚橋武己・家畜診療所長は「食肉処理する前の肥育豚を約7000頭保有しており、一般供給には困らない」と説明する。

     県などは瑞浪ボーノポークを20年東京五輪・パラリンピックの選手村で提供しようと、五輪関係者らにPRしている。県市長会長の水野光二・瑞浪市長は「試食会ではボーノポークのカツサンドが一番人気だった。種豚が根絶しないよう対応してほしい」と述べた。【岡正勝、立松勝】

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