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出前授業

能登麦屋節を次世代へ 保存会メンバー、小学校で 輪島 /石川

地元の小学校に足を運び、児童らと能登麦屋節を歌う能登麦屋節保存会の井上孝雄さん(左)=石川県輪島市門前町清水の市立門前東小で、石川将来撮影

 輪島市門前地区に伝わる民謡「能登麦屋節」(県無形民俗文化財)を子供たちに継承する取り組みを、市と地元の市民団体「能登麦屋節保存会」が続けている。歌い手や踊り手の高齢化などに危機感を抱いたためで、保存会の井上孝雄会長(69)は「後継者を育て、地元に残る貴重な文化を守りたい」と願いを込める。

 同市などによると、能登麦屋節は市内で生産が盛んだった輪島素麺(そうめん)を作る際、原料の小麦粉をひく作業中に歌われた。起源は室町時代末までさかのぼり、越中五箇山に伝わる麦屋節のルーツともされる。保存会メンバーが運動会など地元の行事で披露し歌い継いでいる。

 一方で、近年は後継者不足に悩む。井上会長によると、メンバー23人の大半が60、70代。「父親が歌う…

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