助産師が語る命の尊さ 竜王の斉藤さん21年 1000人以上出産立ち会い、言葉に重み /滋賀
県内の小中学校などで「命の授業」を21年間、続けている助産師がいる。竜王町で「さいとう助産院」を運営する斉藤智孝(ちたか)さん(55)だ。「母親はみんな命がけで産み、子は生きたいと思って生まれてきた」。1000人以上の出産の現場に立ち会った斉藤さんの言葉には、子どもたちの心に響く重みがある。【小西雄介】
「この世に生まれてくることは奇跡。みんな、かけがえのない存在なんや」。11月18日、野洲市小篠原の…
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