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大阪のワザ

菊炭 能勢さとやま創造館 美しさの裏に過酷作業 /大阪

お茶の席で使われる菊炭。里山が育んできた伝統を守ろうと奮闘中の小谷義隆さん=大阪府能勢町下田尻で、亀田早苗撮影

 「菊炭」という美しい炭がある。名の通り、断面は花のよう。大阪・兵庫の府県境近くを流れる猪名川北部の能勢地域で作られ、池田に集積されたため「池田炭」とも言われる。大阪で唯一、菊炭を作っているのが「能勢さとやま創造館」(能勢町下田尻)だ。

 代表で炭焼き師の小谷義隆さん(56)に教えてもらった。菊炭は13世紀ごろから茶の湯に用いられたとされる。菊炭に美を見いだしたのは千利休だという。お茶の世界では使う菊炭の種類(サイズ)から炉の中の置き方まで決まっていて、なくてはならない。

 ところが、能勢菊炭の伝統は途絶えかけた。小谷さんは能勢町役場に勤め「町づくりには、個性や味といった…

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