メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

山陰・この人

古代出雲歴史博物館主任学芸員・鳥谷芳雄さん(62) 石見銀山情報を発信 /島根

島根県立古代出雲歴史博物館主任学芸員の鳥谷芳雄さん=島根県出雲市大社町杵築東の同館で、柴崎達矢撮影

 出雲大社の隣、県立古代出雲歴史博物館で主任学芸員を務める。昨年春は「石見銀山を読む」、今年6月には「続 石見銀山を読む」を刊行するなどして、7月に第11回石見銀山文化賞(中村ブレイス主催)の本賞を受賞した。「これを励みに、さらに石見銀山について研究を進めたい」と意気込む。

 小学時代から古い絵画に興味を持った。特に源頼朝像に感動し、鳥獣戯画や正倉院の文物の写真から歴史の世界へいざなわれた。高校時代には神原神社古墳(雲南市)から三角縁神獣鏡が出土し「近所でこのような重大な発見があるとは」と驚いた。大学では考古学を専攻し、一般教養で石見銀山の調査研究の歴史も学んだ。

 県職員として文化財に携わり、石見銀山を世界遺産にするための推薦書の原案を同僚と2人で作成。関係者の間では、石見銀山の独自性や、世界史的な影響を強調する必要があると考えられていた。そこで、大航海時代に東洋と西洋がつながるのに果たした役割を示すため、銀山が示された当時の欧州の地図も添付資料に。銀の生産から搬出まで行われた複合資産としてのストーリーを提示した。登録実現は2007年7月。「長年の懸案事項…

この記事は有料記事です。

残り311文字(全文795文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 特権を問う 「Yナンバーに気をつけろ」沖縄移住の女性が体験した「基地の島」の現実とは?

  2. 東京都、新たに感染者224人確認 過去最多 新型コロナ

  3. IS研究第一人者ハシミ氏、殺害される 日本など海外メディアに数多くコメント

  4. 「女帝」石井妙子さんが見た小池都知事の“冷ややかな圧勝”

  5. 大雨で被害相次ぐ 安城や一宮など 15棟床下浸水 /愛知

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです